入れ歯の歯医者の選び方
入れ歯がコレクションになっていませんか?
歯科医師の勧めるままに7個も持っているという人も……
当院で、入れ歯の治療をさせていただく方の中に、過去に何回も入れ歯を作り直したという方は少なくありません。
中には「合わないから」という理由で、担当の歯科医師の勧めるままに7個は作ったという方もいらっしゃいました。
入れ歯は新しければ良いというものではない
実は、入れ歯は新しくすれば良いというものではありません。一人ひとりのかみ合わせが合っていることが大切なのです。
その方はきっとワラをもすがる気持ちで、いろいろな歯科を渡り歩いたのでしょうし、ひょっとしたら対応した歯科医師もたまたまかみ合わせの調整に対する知識や経験が不足していたのかもしれません。入れ歯の専門医は実は多くありませんから……。
満足いく入れ歯を作ることができずにお一人でガマンされている方は少なくありません。
ぜひ当院にお越しいただけたらとも思いますが、、、ここに私が思いつく限りで、良い入れ歯を作ってくださる歯科医師の見分け方をお教えしたいと思います。
ホームページを見て良い入れ歯の歯科医師を見分ける
- ホームページの経歴を見て専門が「義歯床補綴(大学病院での入れ歯の診療科名)」であること。また、入れ歯についての詳しく説明してくださっていること。
- ある程度ベテランの歯科医師が所属していること(若い先生は一般的に義歯の治療経験は浅いことが多いです)
- 歯科医院内に歯科技工士が在中していること(入れ歯調整の細かい対応が可能です。歯科技工を外注しているところでは、ちょっとした調整にも2〜3日必要になったりします)
ちまたの、口コミ評価ももちろん参考になります。ただ、口コミサイトに「歯科医院の関係者」や「お金をもらった口コミ業者」が書き込みをしていることもありますので、あくまで「参考」にとどめておくのが良いでしょう。
実際に治療を受けて判断する時は……
実際に治療を受けて見て判断するとしたら、以下に注意してみましょう。
- 痛みがなく食べられるようになること
- 入れ歯はどうしてもある程度の違和感が出るものですが、その違和感を伝えた時に、しっかりと話を聞いて出来るだけ対応してくれるかどうか
- 原則として入れ歯を入れた時と外した時とでかみ合わせが変わらないこと。歯科医師が意図的に変えているのであれば、その理由をしっかりと説明してくれること
改善しない時は、他を当たる勇気も必要
以上、ぜひご参考ください。
話を聞いてくれない歯科医師は論外ですが、一生懸命やってくれていたとしても一向に改善が見られない時は、他を当たる勇気も必要だと思います。
当院ではセカンドオピニオンも受けておりますので、お悩みの時はぜひご相談ください。